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持ち家を購入直後にまさかの単身赴任?!我が家が転職活動を始めた理由

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悩める人
悩める人
持ち家を購入直後にまさかの転勤辞令がでてしまった。同じようなタイミングで転勤辞令が出た人ってどうしてるんだろ?

こんなお悩みをお持ちではありませんか?

ねむりんご
ねむりんご
こんにちは、ねむりんごです。
ネムパパ
ネムパパ
こんにちは、ねむりんごの旦那のネムパパです。

『家を買うと転勤になる』

とは、よく噂に聞く話ですよね。
我が家でも『噂は噂だから、うちは大丈夫だろう』と勝手に考えていました。

ところが!我が家も自宅を買って引っ越した直後に、旦那が転勤しなければならないことが決まってしまいました!

旦那が上司から転勤辞令の話を聞いた直後から、この転勤辞令を受け入れるのか悩みに悩み、毎日夫婦で話し合いをしました。

結論として、我が家は旦那が単身赴任するという選択肢を選ばずに、転職をすることにしました。

今回は、我が家の旦那がなぜ単身赴任を選ばずに転職活動をすることを決めたのかについて、我が家で考えた単身赴任した場合のシミュレーションも含めて詳しく理由をご紹介します!

転勤したら単身赴任しなければならなかった2つの理由

まず、なぜ我が家の場合、転勤したら単身赴任しなければならなかったかの理由について簡単にご紹介させて頂きます。

転勤先が自宅から遠い

1つ目の理由は、転勤先が自宅から遠かったためです。

転勤先は、自宅から電車を使って片道約6時間以上かかる場所にありました。そのため毎日自宅から通勤するというのは難しく、転勤した場合には転勤先の近くに家を借りて単身赴任するしかありませんでした。

住宅ローン控除を適用させるため

2つ目の理由は、住宅ローン控除のためです。

住宅ローン控除とは?

『住宅ローン控除』とは『入居時から10年間にわたって住宅ローンの残高の一部が給与などから納めた所得税や住民税から控除される制度』のこと。

住宅ローン自体の金額が大きいだけに、10年間この控除が適用されることは、かなり大きな減税になります。

しかし、この住宅ローン控除には適用条件にあり、家族全員が購入した家から引っ越す場合には、適用条件から外れてしまうため、控除が受けられなくなってしまいます。

したがって、住宅ローン控除が適用され続けるためには、単身赴任するしかありませんでした。

ねむりんご
ねむりんご
なお、家に関して買った家に対して強い思い入れがあったので『売る』or『賃貸に出す』は検討しませんでした。
ネムパパ
ネムパパ
なので、我が家の場合は『転勤するなら単身赴任』か『転職するなら家族でこのまま住む』の二択に選択肢が絞られたんだよね。

単身赴任した場合のシミュレーションを考える

では実際に単身赴任したらどのような負担が考えられるのかを、精神的負担 ・肉体的負担・金銭的負担の3つに分類してシミュレーションしてみました!

精神的負担①今までのように気軽に話せない

これは夫婦二人ともに当てはまる負担です。
お互いに電話で話すよりも直接話すことが好きなタイプだったので、物理的距離があることにより今までのように気軽に話せなくなってしまうことは、精神的に大きな負担になることが予想されました。

精神的負担②育児の相談相手が近くにいない

これは妻である私にとっての精神的負担です。
旦那には普段から娘についてのちょっとした不安や心配もすぐに相談して一緒に解決してきたので、相談相手がすぐそばにいないというのは、かなり心配でした。

精神的負担③娘の成長を近くでみることができない

これは旦那にとっての精神的負担です。
まだ幼い娘はたった1週間の間にもできることがどんどん増えて、成長しています。娘を大好きな旦那にとって、その成長を近くでみることができないことは、精神的にかなりつらい選択になるものでした。

肉体的負担①移動時間が長い

転勤先と自宅とは、電車で往復12時間以上かかるほど移動時間がかかることがわかっていました。そのため、旦那あるいは娘と私が移動して会いに行くにしても、移動するだけでかなり疲労することが予想できました。

肉体的負担②終日ワンオペ育児

妻である私にとっての負担です。
今までは土日は旦那の協力により、ヨガに行ったりら友人とお茶をしに行ったりと、育児の合間にリフレッシュする時間をつくることができていました。
しかし、旦那が単身赴任した場合にはそう言った時間が取れなくなることが予想され、終日ワンオペ育児は想像するだけでも大変なことが予想されました。

金銭的負担①単身赴任した場合の生活費

もし単身赴任したら、具体的に毎月いくらくらいかかるのかをシミュレーションしてみました。

単身赴任先での支出予想

住居:15000円(寮のため)
食費:40000円(1日3食かつ1食平均450円で計算)※注
水道光熱費:4000円(寮のため、費用は定額)
交際費:20000円(週1回、1回5000円で計算)
帰省費用:120000円(週1回家に帰るとして往復3万×4回)

※注:実際には旦那が持ち家にいない分、持ち家での食費は減りますが、単身赴任先ではほぼ自炊できないことを考慮して、食費をこの金額にしています。

結果として単身赴任をした場合には、我が家では月19.9万円つまり年間にすると238.8万円の支出が増えることがわかりました。

なお、会社からの単身赴任に伴う諸手当として

単身赴任手当て:月4万
帰省補助:月3万
→年間84万円。

手当てがでることがわかっていました。

そのため実際の年間の支出増加分は

支出増加分

238.8万円-84万円
=154.8万円

金銭的負担②所得の増加に伴う所得税の増加

ここまでに年間の支出予想のみを示しましたが、実は単身赴任手当ての支給に伴って、増えてしまうものがあります。そう、所得税です!

単身赴任の諸手当が出て収入が増えた分、所得税がかかってしまいます。では、どのくらい所得税が増えるのかさらに計算してみます。

年収330-694.9万円の場合、所得税の税率は20%なので
→84万円×20%=16.8万円

なので、最終的な年間支出の増加は

支出増加分(所得税増加分差し引き)

238.8万円(年間支出)
-84万円(諸手当)
+16.8万円(諸手当に伴う所得税増加)
=171.6万円

ねむりんご
ねむりんご
ちなみに、本来の収入の所得税率は20%なのに、手当ての支給で所得税率が23%の層になってしまうと、全体としても所得税が増えて、手取りはさらに減ってしまうので注意が必要ですね
ネムパパ
ネムパパ
引っ越し先+家具、家電を買うと考えるとさらに十数万はかかる計算でした。

まとめ

以上が単身赴任した場合のシミュレーションした結果でした。

これらのことから、我が家では転職しないことの方がデメリットが大きいと考えて、家族一丸となって転職活動に挑むことを決めました!

また転職に伴う年収の変化については、

転勤すると実質の手取りが171万円減る
=転職しても収入が171万円減ることまでは許容範囲内

と考えて挑むことができたことも、転職活動する上で精神的な負担を楽にできていたかと思います。

なお転職活動の結果、幸運にも旦那は持ち家から通勤できる距離の会社に、年収を落とすことなく転職することができました。

ただこの転勤辞令騒動を経て、転勤辞令や互いの年収が減ってしまうことは、夫婦にとってまたいつ訪れるかわからないものであるという危機感を強く覚えました。

そこで我が家では、夫婦の互いの収入の減少があってもある程度家計を保てるように、家計管理や投資の勉強を始めることにしました

このブログではこの出来事をきっかけに始めた家計管理や投資の情報についても記事を書いているのでぜひ見てみてください!

今回の記事は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。

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